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桜水美癒ができごとをいろいろ書いています。興味のあるがたはぜひゆっくりしてくださいww 時々ネタバレ要素含むので、ご了承ください。
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こんばんわ。桜水です。
今日からはカウントダウン企画として、毎日Diaryにてこっそりとお題小説を書いて行きたいとおもいます。

瑠嘩の隠し部屋様よりお題を拝借しました。

一日目★
『†これ、一体何??』





「これ、一体何??」





目の前に広がっているありえない光景・・・・・

碓氷がいつも通りにメイド喫茶から帰ってきたら、自分の家がものすごいことになっていた。

今日は美咲が珍しくメイド喫茶にいなかったので、何かあったのかなぁと思ったら、案の定なんかあった。


自分の家にいて、なぜか四苦八苦しながら料理・・・・らしきものを作っている。

しかし、そこにあったのは、もはや食べ物ではなかった。


しかし、一生懸命作っている姿を見ていると自分の顔がほころんでいくのがわかった。


美咲と碓氷はかれこれ付き合って3ヵ月程経っていた。

碓氷は美咲を信用し、自分の家の合い鍵も渡していた。



そんなことは置いておき、キッチンにいる愛しな彼女の美咲に声をかけた。


「えっと、ただいま?」

「あぁ、おかえり!!あっ、勝手に部屋にお邪魔してごめんな。」

「別にいいけど、これってどんな状況?」


ダイニングテーブルの上には、料理らしき物体と、ケーキらしき物体がある。


「何??今日は特別な日じゃないか!!」

「・・・・・そうだっけ?」

「とにかく、席について。」


言われるがままに席につく碓氷だったが、席についた途端、美咲が電気を消して、ローソクに火を点けた。



「拓海!!いつもありがとう」


「??どうしたの?」

「いやぁ、今日はおまえの誕生日だって店長から聞いたから急いでケーキとか料理とか作ってみたんだが・・・・・」


失敗しちゃったよ。と美咲が残念そうに言った。

「だから・・・・俺のためにバイトまで休んでくれて、作ってくれたの??」

「・・・失敗しちゃったけどな」


「そっかぁ・・・・」

ありがとう。鮎沢。

そう言って、唯一明るくしていたローソクを消して、対面している美咲にキスをした。


慌てて電気をつけようとした美咲を後ろから抱きしめて、


「もうちょっとだけこのままで居させて??」

と美咲の耳元で言うと、さっきよりも少し強くギュッと抱きしめた。



美咲の温かい背中に当たっていた碓氷の目には、うっすらて涙が溜まっていた。




本当にありがとう美咲。
これからもずっと愛してるよ。





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